小学校受験をしよう!と決断をしたなら、もう何があっても揺れることなく、前進してください。
親の中には、ゆらゆら、ふらふらと揺れ、結果的に子どもを振り回してしまう、という人達が少なくありません。
そういうタイプの人達は、たいていがしっかりとした自分の考えを持たない人で、「〇〇さんに~~言われた・・・」とか「△△さんが~~言ってた・・・」と、他人の意見(時には、確証のないウワサ)を耳にしては不安になる、という人です。こういう親の元に生まれた子ども達は不幸ですねえ、本当に。
そして。
決めたことは、実行しましょう。ただ、たとえば「今週は、AとBとCとDをする」と決めたとしましょう。しかし、ママのお仕事の都合で極端に自由な時間が少なくなり、計画通りにいかなくなる、ということがあるかもしれませんね。
そんな時には、あっさり「CとDは来週!今週は無理。」と、全部することを諦めることです。いいじゃないですか。無理なことは、無理なんです。古今東西、1日24時間は平等に与えられているものであり、努力だけではどうすることもできない、ということはたくさんあります。
にも関わらず、お母さんの中に、うじうじとして「ああ、仕事を持っている私には、やっぱり無理なんだわ。やっぱり、ダメなんだ・・・」などと悲劇のヒロインになる人がいます。それは「言い訳」です。すぐに結果を求め、自分の思い通りにならないと、なんだかんだと言い訳をする人・・・仕事があるから、とか、保育園児だから、とか、何か自分以外の理由を見つけてはそのせいにして、あれこれ言い訳をするのは不毛です。
できることをする。これがすべて、ですね。
「自然体」で臨むことは、想像以上に大切なことです。「CとDができない」ことを悔み続けるからイライラし、結果的に子どもに八つ当たりをしてしまう、ということでは本末転倒でしょう。
万が一、AからZまでいかず、受験の時期がやってきたとしても、それが「あなたの家庭の現実」であり、それが「最大限の努力の成果」です。
Zまでいかなかったのは、仕事があったから、ではありません。専業ママの家庭でも、時間が十分にある家庭でも、みな、思い通り、決めた通りにはいかないことはたくさんあるのですから。
言い訳をせず、自然体でいること。
「0か100か」ではなく、「20」「40」「60」「80」にも大きな意味と価値があり、間違いなく子どもの成長、人間力のアップなのですね。そして、その過程で、子どもの準備をサポートしてきた「家庭の力」の向上もあるでしょう。
「我が子」「我が家庭」を、両手を広げて待ってくれる学校・・・それが大きな力に導かれた、ベストの選択肢、その子、その家庭にとってハピエストな学校です。
だからこそ、無理をせず、自然体を心がけましょう。